すっかり秋も深まり、冬がすぐそこまで来ている。 今日はお散歩するつもりではなくて、少しだけおめかしして、ヒールを履いて歩いていた。 石畳の道はヒールの先が食い込みやすくて少し歩きにくい。 あれからもう1年経ったのかと時間の経過を想う。 秋のバラ…
面白半分に手相占いの携帯アプリを入れたという友人に、手相の写真をとられた。 結果、芸術家の悲観主義らしい。 生きるのに苦労しそうな話だ。 しかし、大元の頭脳線は強く、財運線は素晴らしいとの事だった。 一方、後天的に身につけた悲観主義は、失敗か…
歩いていると野生化したウチワサボテンに花が咲いているのを見つけた。 ここまで大きくなるまで、除去されなかったのは珍しい。 土手だからだろうか、管理者である行政はこのサボテンを知っているのだろうか。 先日、仲の良い友人が入籍した。 ずっと彼の話…
今日は釣りについてきた。 だが、あまりにも暇だった。 釣れはするのだが、やはりあまり興味がわかない。 餌をつけて投げる。 ウキが沈んで、手元には震えが伝わる。 リールを巻いて、魚を外して。 また、この繰り返し。 作業のようだ。 というわけで、今日…
さて。 そろそろ、動き出して良いころだろう。 暇ではないが、体はなまる。 歯磨きも可愛い植物たちを眺めながらできるほど時間がある。 読書して、お散歩して。 料理して、寝る。 幸せといえば幸せな日々である。 元よりインドアな人間だ。 たまに見つける…
近頃かなり暑い日と肌寒い日が交互にやってくる。 日除けなのか防寒なのか、どちらにしろ長袖の羽織ものは必要不可だ。 そして、相変わらず日傘。 「日焼けはいやだし、帽子は風で飛ぶんだよね。」 化粧は最低限で、マスク装着。 そろそろ、マスクが暑い時期…
たまたま行った直売所で一株だけ残ったクレマチス。 色も何もわからないが、お迎えすることにした。 昔、実家には祖母が育てたテッセンがあった。 紫色の大輪で、初夏に咲いて、冬は葉がなくなる蔓の花。 枯れたように見えるけど、よく見ると芽が春を待って…
石膏粘土でアロマストーンを作ろう。 朝から決めた。 ユーカリとラバンジンのエッセンシャルオイルが届いていた。 炎症を抑えるユーカリ、気分を良くするラバンジン。 香りも気に入った。 漢方もそうだが、美味しいと感じたものが体が欲しているもの。 苦い…
そろそろ日差しが強くなり、気温も高くなってきた。 日陽と書くと暖かな光を思うのに、日光と書くと途端に暑い気がする。 近頃は太陽は人類を滅ぼそうとしているようだ。 まだ5月にもかかわらず、である。 携帯電話がスマホになってから、ずいぶんたった。 …
曇り空に強い風。 あまり外に出たい気分じゃないけれど、今日は行きたいところがある。 車で行ってもよいけれど、せっかくなら歩きたいと思っている。 「帽子も日傘も飛ばされるな。」 毛糸のセーターを着たのに寒い。 隙間から冷たい風がぬける。 トレンチ…
家がほしい。 家というか庭かもしれない。 お散歩をしていても自然と家の佇まいに目がいく。 庭木はもちろん、配置や外壁とのバランスを見させて頂くのが楽しい。 庭はゆとりだと思っている。 ゆとりがあれば手がまわるが、忙しくなると植物の生きる力に任せ…
「車通り多いかな…」 牛乳と納豆がほしい。 近くの24時間営業のスーパーにもあるが、少し遠いお店の方が安い。 歩ける距離だ、今の私には。 どうせだから気の向くままにすすんで、新たなお店を発見してみたい。 この地区は思いの外、パンの激戦区だと思う。 …
「きゃら蕨、美味しかったなぁ」 冷蔵庫にはまだ茹でた状態のまま蕨が仕舞われている。 筍と煮付けてもよいし、山菜うどんも、後、天ぷらも。 食への探究と夢は膨らむばかりだ。 そして今日もお散歩にでる。 昨日の蕨の川を渡り、もっと先へ。 しばらく歩く…
「でも暑そう…」 つい口をついて出た。 朝起きてご飯作って洗濯して。 窓から見上げた空は快晴で、絶好のお散歩日和である。 「…これは日焼け止め。」 私は、行く気である。 顔を洗ってしっかり保湿、今までならファンデだったのだが今日は日焼け止めを塗る…
桜と朝日和。 そんなある風景が、目の前にあると気づいたのは桜が開花してしばらく経ってからだった。 見ていたけれど、気づかなかった風景。 もう桜は8分咲き。 … 慶弔休暇なんてものはなく、祖父が亡くなった時も有給休暇処理されていた。 だから、ないと…